植毛を安く済ませるコツ|値引き交渉できる?
植毛は安いものではありません。100万円を超えてしまうケースも珍しくないのです。
高額な植毛費用がかかることでお馴染みの高須クリニックの場合は、1,000本の植毛で130万円もかかってしまいます。気軽に利用できる価格ではありません。
そこで気になってくるのが、クリニックに対して値引き交渉は出来るのか、といったことです。こちらでは、植毛クリニックが値引き交渉に応じてくれるのか、さらにその他の植毛費用を安く済ませる方法について徹底解説します。
基本的には値引き交渉に応じてもらえないが・・・
原則的に植毛クリニックでは値引き交渉には応じていません。そもそも大手のクリニックの場合は、各店舗で料金を統一しているのです。一つの店舗だけ独自に安くできません。
一方で、1店舗しかないようなクリニックであれば、相談に応じてもらえる可能性が出てくるのです。院長が自分で施術をしているケースも有り、院長の考え方一つで植毛価格が決められるので相談に応じてくれやすい、といった特徴があります。
ちなみに店舗数が多いクリニックとしてはルネッサンスクリニックがあります。新宿院・大阪印・福岡院・仙台院の4つのクリニックを展開しています。一方で、ヨコ美クリニックは横浜市に1店舗だけです。
※現在大人気の植毛クリニックとなっているアイランドタワークリニックは、新宿院・名古屋院・大阪院・福岡院の4クリニックを展開しています。
値引き交渉にはコツがある
値引き交渉に応じてくれやすい季節と応じてくれにくい季節があります。値引き交渉に応じてくれにくい時期にお願いをしたとしても、よい結果は得られません。値引きをしてもらいたいのであれば、値引きしてくれやすい時期に申し込みをすべきなのです。
値引き交渉に応じてくれやすい時期
- 3月〜4月にかけて
- 6月いっぱい
値引きに応じてくれにくい時期
- 年末年始(12月〜1月)
- ゴールデンウィーク前後(4月末〜5月の初旬)
- 8月(お盆休み周辺)
- シルバーウィーク(9月下旬)
値引き交渉を応じてくれない時期には一定の法則があります。その期間に休みがある、ということです。
そもそも、植毛した直後はしばらく頭皮にかさぶたが出来るなど見た目的にも問題が起こってくるのです。長期休暇中を利用することで、植毛した患部の状態も落ち着きます。同僚などにバレることなく植毛の手術を終えられるわけです。
患部の定着率を考えてしばらく安静にしていたい、といったことを希望している方も多いです。
長期休暇の前後は植毛クリニックに関しては繁忙期です。黙っていても植毛希望者がやって来るので、値引き交渉に応じてくれることは基本的にありません。
3月から4月にかけては、値引き交渉に応じてくれやすいです。その理由として、決算期が関わってくるからです。
クリニック側としても少しでも施術を多く実施し、その上で決算を迎えたいのが本音。経営的な観点から3月から4月は値引き交渉を受けてくれやすい、といった特徴があることは覚えておきましょう。
6月に関しては、祝日が1日もない、といった状態になっています。植毛する時期としては適していないとされており、植毛クリニックも閑古鳥が鳴いているケースが多いのです。
利用者が少ない時期は少しでも施術をして利益を確保したい、とクリニック側も考えています。その時期を見越して交渉に持ち込みましょう。勝算も出てきます。
実際に植毛クリニックに値引き交渉をするとどうなる?
「安くして」とお願いのすると、クリニック側は状況によって以下のような提案してくることがあります。
- 予算で出来る植毛本数の提案
- キャンペーンを紹介される
- モニターの参加をおすすめされる
値引き交渉ですが、基本的には上記の3つの対応をしてくるケースがほとんどで、値引き交渉はしないといった対応を見せてくるわけです。
まず植毛クリニック側は予算を聞いてきます。「50万円」と答えたら、その50万円でできる植毛を提案してくるのです。50万円で植毛できる本数となると、500株程度になってしまうことも多いです。
キャンペーンについては、ほぼ値引きと同等の効果があります。各クリニックでは、前述した繁忙期以外の時期に利用者を集めるために様々なキャンペーンを実施していることが多いのです。
基本料金を安くしたり、1株あたりの植毛費用を安くしたり、といった対応をしてくることもあります。
キャンペーン名 | キャンペーン内容 |
---|---|
友人紹介キャンペーン | 商品券50,000円 |
交通費・宿泊費無料キャンペーン | 交通費と宿泊費が全額還元される |
2回目以降の施術割引 | 基本治療費半額+移植費10%OFF |
モニターの参加については、施術した患部の写真撮影に応じたり、植毛を受けてみた感想をブログにアップしたり、といったことを実施します。手間はかかりますが、大幅に施術費が安くなることもあります。
クリニック名 | モニター割引内容 |
---|---|
アイランドタワークリニック | 最大で50%OFF |
湘南美容クリニック | 最大で200,000円OFF |
親和クリニック | 最大で50%OFF |
モニター割引で最大の割引率を期待している方は、基本的に顔を晒す必要があります。親和クリニックの場合は、「テレビや雑誌を含めたすべての媒体への症例写真・顔写真・体験談掲載」を条件としています。
植毛の施術方法による価格差を見てみる
植毛の施術方法や内容によって料金は大きく変わってきます。植毛には大金がかかるため1万、2万だと対して違いはないような錯覚を起こしますが、そこはしっかり確認する必要があります。
植毛方法と価格の関係性
植毛方法 | 価格 |
---|---|
借り上げないFUE法 | 植毛の中で最も高い |
借り上げるFUE法(主流) | 高額だがクリニックによる |
植毛ロボット(ARTAS植毛など) | 機械で人件費を抑えられるため安め |
FUT法 | クリニックよるが安め |
人工毛植毛 | 安い |
現在、最新の植毛法とされているのが「刈り上げないFUE法」です。刈り上げるとしばらく髪型が不自然になってしまうので、刈り上げない植毛方法は注目されつつあるのです。
刈り上げない植毛にはデメリットもあります。刈り上げていないので、毛を採取するのがかなり難しいです。大量植毛(メガセッション)も出来ないので、どうしても高額化してしまいます。
少しでも安価に植毛の施術を受けたい考えているのであれば、植毛ロボット(ARTAS植毛など)やFUT法を選択してください。FUE法に比べると、同じ植毛本数でも10万円から20万円ほど安くなることもあります。
※人工毛植毛に関しては価格的なメリットが有りますが、人工毛は異物なので必ず体外に排除されてしまいます。ずっと生え続けるわけでもないですし、副作用も多く報告されているのでおすすめはできません。
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