植毛をしたことは誰にもバレないように秘密にしておきたいものです。誰にもバレないようにするためには、どのような工夫が必要なのか解説します。
また、植毛の施術後に利用されるヘアシートはバレないようにするためのおすすめアイテムです。植毛をした刈り上げの部分に装着する、いわゆるウィッグのようなものですが、価格や使い方について調べてみました。
植毛手術の直後、周囲にばれないためにできることを5つあげるのでできるこを実践するとばれる確率を下げることができるかもしれません。
職場などでは難しいかもしれませんが、プライベートで友だちと会う、といった場合には帽子をかぶること自体は大きな問題はありません。特に不自然に思われることはないでしょう。
問題は、飲食店などにいく場合です。室内で帽子をかぶっていることに関しては、ちょっと不自然に思われてしまうこともあります。
ケースによっては失礼に思われてしまうかもしれません。目上の人と会うときなどは、帽子を脱がなければならないこともあるので完璧な対策方法とは言い難いです。
非常に便利な言い訳になります。実際に頭皮を手術したような状態になっているので、完全な嘘ではありません。
帽子の下に包帯を軽くまいておけば、見せて相手を納得させることも可能です。怪我をしているのであれば、包帯の上にニット帽などをかぶっていても特別不自然には思われないはずです。
「転んで頭を打って、数針縫った。」といった言い訳も有効です。
仮に目上の方を前にした場合であったとしても、怪我であれば説明すれば理解してもらえます。飲食店でも帽子をかぶっていたとしても特に気にされることはないはずです。
髪の毛が増えたように見えるグッズが増毛パウダーです。髪の毛に黒いパウダーを振りかけます。そして特殊は液体をスプレーして定着させるのです。実際に髪の毛が生えているように見える優れものです。
かさぶたが出来ている周辺髪の毛にパウダーをふりかけて、髪の毛を増やすことができれば、かさぶた自体を隠すような効果が期待できるわけです。
増毛パウダーですが、問題がないわけではありません。最近のものは質が良いのでちょっとした雨では落ちなかったり、汗をかいたりしても問題ないものも出てきましたが、やはりパウダーが取れてしまう心配、といったものをしてしまうのです。
髪の毛が増えるまでの一定期間のみの対策方法となりますが、いろいろと制約があることは間違いありません。
※販売しているショップ、または時期によって価格が異なります。
増毛パウダーを利用する場合には、自分の髪の毛の色にマッチングしているものを選ぶ必要があります。白髪交じりの方は白髪交じりのパウダーを選択しなければ、不自然になってしまいます。
全く髪の毛が生えていないところに植毛してしまうから、かさぶたが目立って植毛したことが発覚してしまうのです。
そこで、髪の毛がある程度残っている部分の周辺のみ植毛します。生え際が後退している方は、いま髪の毛が生えている少し前方のみを植毛する感覚です。
かさぶたができたとしてもある程度は周辺の髪の毛で隠れるので、それほど目立ちません。
問題は小刻みな植毛となってしまうので、費用が高額化してしまう確率が高い、ということです。植毛クリニックによっては基本料金を20万円や30万円取ってくるところもあります。植毛するごとに、植毛本数に関係なく20万円や30万円とられてしまうのです。
紀尾井町クリニックの場合は、基本料金が20万円かかります。1グラフト(株)明かり1,200円かかります。10回植毛した場合の価格は、手術が9回多いので基本料金の20万×9回で180万円高くなってしまうわけです。
小刻みに植毛して、植毛したことがバレないようにしたいのであれば、基本料金がかからないクリニックを利用する、といったことをおすすめします。
かさぶたが落ち着くまではある程度かかります。かさぶたが消失するまでには1週間程度かかるとされているのです。その1週間を知り合いに会わずに生活できれば、植毛したことが発覚する可能性は著しく低減します。
1週間休むのは大変かもしれませんが、大型連休の前などを利用しましょう。手術の予約は取りにくいですが、前もっての予約をおすすめします。
上記の時期を狙っておくのです。数ヶ月前であれば、上手く予約が入れられることもありますよ。
ヘアシートとは、植毛の傷跡と刈り上げを隠すためのものです。
植毛をする前に後頭部と側頭部の髪の毛が刈り上げられます(施術方法によっては刈り上げられないこともある)。刈り上げることによって、ドナー(株)の採取をしやすくするのです。
そして刈り上げた部分からドナーを採取していきます。採取する時にはメスやパンチと呼ばれる器具を使うので、頭皮に傷がつくことになります。一定の出血もするのです。
3週間に1回程度の頻度にて調節が必要になります。ヘアシートは長期的に利用するものではありませんが、一定期間経つと整備が必要になります。植毛後のメンテナ回数は、1回から2回程度に設定されていることが多くなっています。
植毛手術を受けた人の80%程度となっています。つまり、植毛を受けた人のほとんどがヘアシートを利用しているということになります。
逆説的に言えば、それだけ植毛後の毛の採取部分は不自然である、ということなのです。そのままの状態にしてしまえば、ちょっとした拍子に刈り上げた部分が周囲に見られてしまうかもしれません。傷跡についてもバッチリと確認されてしまうのです。
ヘアシートがあるからこそ安心して植毛が受けられる、という方も少なくありません。
残っている髪の毛に特殊な接着剤を付けて貼り付けるような感覚です。「増毛法の一種」と言っても良いかもしれません。
ただしずっと装着し続けるわけにはいきません。髪の毛も伸びてくるので、貼り付けたままにすると不自然な状況になってしまうのです。ヘアシートを装着している部分の髪の毛がある程度伸びてきたら取り外すことになります。
植毛クリニックで取り扱っています。事前にヘアシートについては説明があると思うので、その時に利用するのか利用しないのかをはっきりとさせておきましょう。
ちなみにヘアシートの取扱がないクリニックもあるので気をつけてください。有名植毛クリニックの中では「アイランドタワークリニック」「親和クリニック」「FUE植毛センター」にて対応しています。
ヘアシートを使えばドナー採取後の借り上げ部分はしっかり隠すことができます。
ヘアシートは刈り上げ部分のサイズに合わせて作られています。装着すれば刈り上げ部分がすっぽりと隠れることになるので、髪型が不自然に見えるようなこともありません。傷跡が見えることもないわけです。
植毛した直後は最終部分にも大きな傷跡があります。徐々に傷跡は目立ちにくくなりますが、まったくなくなるわけではありません。しかし通常は周りの髪の毛によって徐々に隠れていくのです。スキンヘッドや坊主にしなければ傷跡を確認されてしまう心配はありません。
ヘアシートは周りの毛と馴染むように作られます。周りの髪の毛の色などをあわせているので、たしかに自分の毛ではありませんが不自然さを与えることは基本的にないわけです。
個人のヘアスタイルにマッチさせて作られているので、いわゆるオーダーメイドとなっている点にも注目です。
特殊な接着剤を利用して取り付けているので、基本的には外れてしまうようなことはありません。
ただし一点だけ例外があります。髪の毛に接着剤でヘアシートを取り付けているので、円形脱毛症などが急に発症し、ごっそりと髪の毛が抜けてしまうようなことがあればヘアシートも外れてしまう恐れはあります。
確率としてはかなり低いのですが、ヘアシートが外れてしまう可能性もある、ということは理解しておきましょう。
ちなみに前述したようにヘアシートに関してはメンテナ(整備)が実施されます。メンテンナンス時にしっかりと確認されるので、外れてしまうような恐れはほぼない、というのが真実なのです。
※ヘアシートに違和感が出たらすぐに対応してもらいましょう。
通常のウィッグ(かつら)ですが、薄くなる部分を対象にして作られています。耳の周辺やつむじの後方に関しては、基本的に男性型脱毛症は発症しないので、ウィッグはヘアシートの代用になりにくいのです。
もちろん全頭タイプのウィッグであれば対応できます。すっぽりとかぶるタイプなので、後頭部もしっかりとカバーできるはずです。
ただし植毛後は傷跡や植毛部分に負担をかけるのは問題なので、全頭タイプのかつらを使っている場合にはドクターにしっかりと相談しておくことが必要になります。
植毛クリニックの多くでは基本的な植毛費用しか明記されていません。ヘアシートの価格については明確にされていないので注意が必要です。
しかしいくつかのクリニックの情報や口コミをチェックすると、50,000円前後の費用で利用できることが分かってきました。
たとえば親和クリニックであればヘアシート(ヘアカバーシート)が50,000円(税抜き)であることは明確にしています。アスク井上クリニックについてはクチコミ情報ですが、少し安くなっており35,000円程度である事がわかりました。
植毛費用については、「基本料金+植毛費用」となっています。基本料金にヘアシートの代金も入っているのでは?と思っている方も少なくありません。しかしヘアシートの代金は別途発生するので気をつけてください。
ヘアシートに関しては、あくまで希望者に対して行われるものです。必要ない場合はかかってこない費用なのでオプションとなっているわけです。
例えばM字部分や分け目部分だけである場合には200株から300株しか植毛しない、というケースもあります。その場合は採取する範囲も狭いのでヘアシートを付けない方もいます。
1ヶ月半から2ヶ月程度です。ヘアシートの利用期間が限定的で、そもそも後頭部の刈り上げている髪の毛は、あくまで刈り上げているわけです。抜いているわけではないので、すぐに生え始めます。
髪の毛は1ヶ月あたり1センチ前後伸びるので、2ヶ月経てば2センチの長さになります。傷跡を隠すには十分な長さとなるのです。傷跡を隠せる長さとなれば違和感もなくなり、ヘアシートを利用する必要はありません。
ヘアシートは自分では外せないので、必ずクリニックにて行ってもらってください。クリニックであれば特殊な接着剤もすぐに取り外しできます。
もう少し長く付けていたい、ということであればクリニック側と相談してください。別途料金がかかってくることにはなりますが、ヘアシートを予定よりも長く利用することも可能です。
ヘアシートをなぜ利用するのかといえば、植毛部を刈り上げるからです。ですから植毛部を刈り上げなければヘアシートはいらない、ということになります。
最近では多くのクリニックにて刈り上げない植毛に対応しています。以前は刈り上げない植毛の場合は大量植毛に適していない、とされていましたが、技術力も向上しある程度の本数にも対応できるようになりました。
そもそも植毛に関しては複数回利用しても構いません。ですから時間がかかるのであれば2回や3回に分けて植毛しても良いわけです。
刈り上げない植毛を実施しているクリニックで特に技術力が高いとされているのが、「アイランドタワークリニック」「親和クリニック」「アスク井上クリニック」の3つです。
刈り上げないタイプのデメリットとしては費用があります。ドクターにとっては手間も増えるので、どうしても費用がかさんでしまうのです。刈り上げるタイプと費用は大きく異なるので注意しましょう。
※アイランドタワークリニックの場合は、刈り上げる場合と刈り上げない場合で1株あたりの植毛費用が800円も変わってきます。
ヘアシートは耳の周辺やつむじの後方の自身の髪の毛を植毛部に移植するからこそ必要になるわけです。要は自身の髪の毛を採取しなければ、ヘアシートを利用する必要はありません。そこで注目すべきは人工毛植毛です。
人工毛植毛はその名の通りに人工毛を植毛します。自分の毛が少なくなっていたとしても利用できるタイプの植毛法です。毛を採取することはないので、ヘアシートが必要のない植毛法なのです。
ただし人工毛植毛はおすすめできません。様々なデメリットが有るのです。頭痛などの諸症状(副作用)が起こることもあります。さらに自身の毛を移植するわけではないので、人工毛は一定期間で定期的に抜けてしまいます。何度も繰り返し植毛をし続けていかなければなりません。
ちなみに人工毛植毛を取り扱っているのは、国内ではニドークリニックのみです。クリニックの選択肢がない、という部分も人工毛植毛の大きな問題点です。
耳の周辺やつむじの後方の髪の毛を全体的に刈り上げてしまえば、一部だけ髪の毛が短いことによる違和感はたしかになくなります。しかし傷跡が見えてしまうことになるので、植毛したことが分かってしまうわけです。
刈り上げるという方法ですが、特にメスを使ったFUT法に関しては適切ではありません。傷跡がハッキリと露出します。
FUE法というくり抜き法であれば、小さい白い斑点のような傷跡だけが出来ることになるので目立ちにくいこともあるのですが、やはり傷は目についてしまいます。
そもそも植毛後は血が滲むものなので、出血の跡やかさぶたで植毛がバレてしまうかもしれません。後頭部と側頭部の刈り上げという方法は、植毛の跡を隠すのには適切ではないのです。
植毛の費用は本数にもよりますが、100万円から200万円程度もかかってしまいます。一気にそれだけの費用がかかってしまうので大きな負担となるのですが、ヘアシートを利用するとさらに高額な費用が発生してしまうのです。
ヘアシートの費用は50,000円程度となっています。ただし一つ安心してほしいのが、その50,000円の費用の中にメンテナンス費用も組み込まれているということです。他に余計に費用がかかってくることはありません。
※不安な方はカウンセリング時にヘアシートについて詳しい説明を求めましょう。
それほどおい事例が報告されているわけではありません。しかし接着剤はお肌につくことによって、炎症などのアレルギーが発症する恐れもあるのです。
アレルギー体質である、という方は気をつけましょうもしアレルギー体質である場合には、事前にクリニック側に話しを通しておくのもおすすめです。。
ヘアシートを利用する場合にはメンテナンスを受ける必要があります。ヘアシートを取り外すのも自分では出来ないので、クリニックに行って取り外してもらわなければなりません。
ヘアシートを付けない人と比べると、通院回数が1回から2回ほど増えてしまいます。さらに交通費も余計にかかってしまうわけです。
ヘアシートに関しては見た目を改善する以外にも目的があります。それは心理的な負担を軽減する、というものです。
仮にヘアシートを利用しないでいるとちょっと寝癖がついただけで、傷跡が露出してしまうかもしれません。風が強い日であれば髪の毛がめくれ上がって植毛がバレてしまうかもしれないのです。
心理的な負担は精神的な面だけではなく髪の毛にも悪影響をもたらします。外出するのが嫌になってしまったり、ストレスが溜まってかえって抜け毛が増加したりするかもしれません。
そもそも植毛した人の80%が利用しているわけです。利用するメリットのほうが大きいと皆さん判断しているわけ。素直にヘアシートを利用しましょう。
ズバリ、一度に大量の植毛はせず、小分けに手術することです。
さすがに1,000株以上の植毛を行ってしまうと、以前と大幅に髪の毛の量が違って見えます。たとえば、頭頂部の薄毛が埋まっていたり、前頭部の薄毛が解消していたり、といった状態になっている事も考えられるのです。
何株程度ならバレないのか、ということですが、これはケースバイケースなのでなんともいえません。たとえば、M字を多少埋める程度であれば300株から500株程度でも対応できます。M字の植毛は発覚しづらいので、植毛のおすすめ部位の一つです。
男性型脱毛症(AGA)は進行してしまいます。植毛したとしても、しばらくたってしまえば植毛した部位の毛は残りますが、その周辺の毛がなくなってしまうこともあるのです。その時点で、植毛が発覚する可能性も捨て切れません。
植毛した部位の周辺が薄くなってきた場合には、再度の植毛をおすすめします。少しずつカバーしていけば、植毛自体が発覚することはまずありません。
複数回の植毛はお金もかかってしまうので、育毛対策の実施もおすすめです。普段から頭皮マッサージや、頭皮に優しいシャンプーを利用する、といったことを心がけましょう。