円形脱毛症の治療に自毛植毛は適していない

円形脱毛症の治療に植毛は適しているのか?

円形脱毛症の治療に植毛は適しているのか

円形脱毛症でお悩みの方は多いですが、残念ながら治療方法として自毛植毛は適していません。

 

男性型脱毛症とは大きく異なる円形脱毛症ですが、同じく髪の毛の悩みです。AGAと円形脱毛症が同時に発症することもあるので詳しく解説します。

 

治療方法として適していない

円形脱毛症は、髪の毛を免疫で攻撃することにより抜け毛が起こると考えられています。

 

髪の毛を植えたとしても植毛した毛自体も攻撃対象になり、植えた毛まで抜けてしまうのです。

 

抜けている部位には移植しない

多くの植毛クリニックが採用している考え方になります。

 

ただし例外もあり、円形脱毛症によって毛が抜けてから数年経っているケースには植毛手術を行う例も報告されているので、場合によって植毛治療も選択肢に入ります。

 

どうしても植毛で治す事を考えているのなら、脱毛部位の周辺がおすすめです。側頭部の場合はその上部に髪の毛を植えると、髪の毛で隠すことが可能です。すでに円形脱毛症が安定して、これ以上広がる心配がない時に適した対処法になります。

 

人工毛植毛について

自分の毛が無駄になる可能性も高いので、人工毛植毛を希望する方も多いです。人工毛には危険性が多く指摘されており、行っていない植毛クリニックが多い実状です。

 

人工毛は円形脱毛症に関係なく異物と免疫に判断されるので、抜けてしまう確率が高いです。(数年でほとんどが抜けるとの報告もあり)。

円形脱毛症の基本情報

多くの方に起こりうる病気の一つで、年齢や性別に関係なく発症する可能性があります。

 

脱毛する範囲は、かなり小さなものからコインくらいの大きさになる事も多いです。広範囲に達することもあり、男性型脱毛症と合わせて発症してしまう事もあるので注意が必要です。

 

円形脱毛症のメカニズム

様々な原因が指摘されていますが、自己免疫説が最も説得力があるとされています。髪の毛を異物と勘違いして毛根を免疫が攻撃してしまい、結果的に髪の毛が抜けてきます。

 

原因はストレスや不安、食生活の偏りが考えられ男女に関係なく発症する元になります。ホルモン異常のケースもあるとされ、女性に発症することが多いです。

 

治療について

自然治癒の場合で治るまでの平均期間は1年以内とされています。ただし数年経っても改善されないケースもあり、長期的な悩みになる事も多いです

 

今のところ、効果を発揮する治療方法についてはまだ確実なものが確立されていません。高額な治療になってしまいますが、現状ではとHARG療法という施術が非常に効果的と言われています。

 

HARG療法は毛髪再生認定院でのみしか治療することはできず、現在、HARG認定医療機関は東京都千代田区にある秋葉原中央クリニックだけが窓口になっています。

 

毛髪専門医療機関なので性別、年齢に関係なく多くの方が相談に来ていて、無料診察カウンセリングもやっていますので、1度相談してみると良いでしょう。

 

【Harg治療】秋葉原中央クリニックはこちら


 

HARG療法以外では皮膚科でも治療ができるようにもなっていますので、その中から最も効果のあると思われる治療法を選択できます。

 

ただ効果が出たとしても、治療を中止したら再発することが多い点は付け加えておきます。

 

こちらで無料相談をやっているので、1度専門家に相談してみるのも良いと思います。

 

 

円形脱毛症の治療に自毛植毛は適していない


円形脱毛症の最新研究について

ストレスとの因果関係は解明されていません。いままでは主な原因としてストレスが挙げられていましたが、円形脱毛症との因果関係は研究により解明されませんでした。

 

しかし、アレルギー疾患を持っている方に、円形脱毛症が起こりやすいという研究結果が出ています。アレルギー自体が何らかの影響を起こすことにより、脱毛させている可能性が高いとの事です。

 

最近の研究では、遺伝子上の研究も進んでいます。染色体上の遺伝子のうち、円形脱毛症に関わりがあるものが発見されています。遺伝子による影響という可能性も近年出てきたので、今後の研究結果を待ちたいところです。

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