植毛手術を受けるにはどのような流れがあるのか‥時間はどれほどかかるのか‥
植毛手術を受ける予定で、特に不安を抱いている方に注目してもらいたいテーマです。植毛手術は長時間かかるイメージがありますが、施術法やクリニックによって異なります。
植毛手術を受ける前に必要な流れが2つあるので見ていきましょう。
植毛手術の当日は大きく分けて5つの工程があるので見ていきましょう。
採取部のデザインや植毛数にもよって異なりますが、ここまでで30〜40分程度かかります。
この工程にはバリカンで採取部( 後頭部 )の髪の毛をカットする作業も含まれます。
この工程はドナー採取の方法によって時間が異なり、メスを使う方法(傷跡が残りやすい)の場合は30分程度、メスを使わない方法(傷跡が残りにくい)の場合では60分ほどになります。
局所麻酔を行なうので手術中の痛みはほぼありません。麻酔の注射はチクっと痛みます。
この時間はクリニック側の作業で60分程度かかります。
患者さんはビデオを見たり、クリニックによっては軽食が出たりして過ごすことになりますが、局部麻酔なので身体への負担もなく、特にその時間が辛いという事もありません。
この工程に2時間程度かかります。植毛部位を消毒し、局部麻酔をかけ穴をあけます。
続いて株分けしたものを植えて、最後に定着率をアップさせるために頭を固定します。まずはガーゼを巻き、その上に包帯を巻いて終了です。
大まかな流れでしたが、手術の時間のはおよそ4時間程度かかると思ってください。
多少前後するかもしれませんが、何人でその手術を行なうかによって時間も変わってきます。
特に採取した毛包の株分けなどは人数が多い方が早く済むわけですが、基本的には専門医と看護師合わせて5人から10人が1チームで行なわれています。
中には10人を超えてチームを組むクリニックもあり、株分けを早く済ませる努力も行われています。株分けが早く済めばすぐに植毛できることにつながり、結果的に定着率のアップに繋がります。
植毛本数が2,000本や3,000本の一般的な施術時間であれば、この4時間で対応できます。4,000本以上の場合には5時間以上かかる事もあります。
有名な海外のサッカー選手のケースでは、大量に植毛したために9時間もかかったそうです。
一方で数百本から1,000本程度なら3時間前後で終了するケースもあります。最初の植毛は不安になるのも仕方ないので、少ない本数による短時間の施術で対処するのもおすすめです。
例外になりますが、2時間程度で済むのが高須クリニックです。植毛手術と株分け作業を並行して行うので、時間短縮を実現しています。
本数が少なければ1時間強でも手術可能、とのことです。
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