薄毛で悩んだ時には“自毛植毛”と“かつら”を考えるケースもありますが、どちらが良いのか?それぞれに良い面と悪い面があるので、まずはかつらからメリット・デメリットを洗い出して比較してみます。
髪の毛を増やす方法の例として植毛と育毛の二つを取りあげて、違いを比較してみました。
ここで言う育毛とは「育毛剤・育毛シャンプー・AGA治療」などになります。
時間がかかってしまいます。複数の方法で育毛をした場合、どれが実際に効いているのか分かりにくくなります。
かなり早い段階で効果が見られ、数カ月後には効果が出ます。植えた髪の毛が生えはじめると効果も実感できるので即効性はまずまずです。
育毛は効果が出るとは限りません。育毛系のシャンプーを使ったとしても、薄毛の原因がシャンプーでない場合もあるわけです。
植毛は自分の毛を薄い部分に移植します。定着すれば生えてくるので、効果の確実性は極めて高いです。
育毛というものは、今ある毛に作用して健康にするもの。完全に薄くなった部位には効果が出ないのが一般的です。
植毛は髪の毛が完全に薄くなった部分を直接対処するものです。
育毛には継続的な費用がかかります。育毛剤はひと月当たり数万円が相場で、10年や20年と続けていくとかなり高額です。
植毛は一度の出費で済みます。以後に費用がかかることはなく、1回だけ数十万円や100万円のお金がかかるだけです。
育毛はそれほど危険性はありません。育毛剤は医薬品ではないので、使っても人体に大きな影響がないことがほとんどです。ただし体に合わない育毛剤を使うと頭皮がかぶれてしまうことがあるので注意が必要。
植毛は外科手術のため、メスを使ったり麻酔を使ったりします。安全性は確立されていますが、育毛と比較した場合には危険性があるのは事実です。
育毛と植毛には大きな違いがあることが分かったと思います。自身がどの分野のものを特に重視していくかで選択肢も変わってくるでしょう。
まとめると以下のようになります。
育毛 | 植毛 | |
---|---|---|
即効性の比較 | 時間がかかる | 6ヶ月から1年で確実に効果が出る |
確実性の比較 | 民間療法なので確実性は薄い | 90%前後の毛は確実に生えてくる |
かかる費用の比較 | 短期的には安い、長期で見ると高い | 短期的に見ると高い、長期的に見ると安い |
危険性の比較 | 危険性はほとんどんなし | メスを使わなければ大きなリスクはない |